2021年7月12日
平成29年1月
高速道路走行中の事故
私が高速道路を走行していたところ、横を走っていた車両が猛スピードで私を追い抜いて行きました。私は、巻き込まれたくなかったことから速度を落とし、横の車両が私を追い抜いて行くのを待ちました。すると、横の車両がスリップをしたために、突然私の車両の正面に出て、私の進路を塞ぐことになったために、その車両に正面衝突しました。
その事故の衝撃のために、私は首と腰を痛めるとともに、愛車が大破してしまいました。運転手の自分勝手な運転にも腹が立ちますが、何よりも愛車が大破させられたにも関わらず、保険会社が車両の買換費用を払おうとしません。
物損の賠償請求ってどうやって交渉を進めたら良いのですか?
→加害者が無謀な運転を行ったために引き起こされた交通事故に腹立たしいお気持ちになられるのはごもっともだと思います。もっとも、感情的な交渉を行っても、保険会社は一切賠償金を払おうとはしません。冷静かつ論理的な交渉が大切です。
さて、物損に関して保険会社に請求できる費目としては、大きく修理可能な事故か、全損となる事故かによって異なります。修理可能な事故であれば請求できるのは車両の修理費用になり、全損の場合は車両の時価額が賠償請求の範囲となります。