2021年7月12日
平成28年5月
交差点で停車中の事故(頚椎捻挫、腰椎捻挫)
半年ほどの前の事故です。私と娘が乗る車が交差点で右折をしようとしたところ、歩行者がいたために停車をしていました。すると、後ろから前方を確認していない車両が後部に衝突したために、事故が発生しました。
その後、整形外科で通院治療を受け続けていましたが、半年ほど経過した後、整形外科の先生から「これで治療は終了だから、もう通院しないで欲しい」と言われました。
私たち親子はまだ首や腰に違和感が残っていたので、治療を受けたかったのですが、このような思いをわかってくれない病院にはもう通院したくありません。できるだけ、早くに示談を成立させて欲しいです。
→後遺障害申請を行うためには、主治医の先生の御協力と依頼者様の協力が必要不可欠です。そのため、交通事故被害者の方は、交通事故によって負った怪我の状況を正確に主治医に伝えて頂くと共に、症状が診断書に反映されなければなりません。
しかしながら、残念ながら医師の中には他覚的所見のないむちうちの場合、交通事故被害に理解のない医師もおられ、そのような場合、未だ症状が残っているにも関わらず、強制的に治療が終了させられる事があります。
このような場合、医師に強く相談し治療の継続を求めるか、紹介状の作成を依頼し、転院することも考えられますが、どちらにしても被害者の方が主治医に働きかけを行わなければならず、この場合強い心理的ストレスが生じます。
そのため、相談者様のような状態であれば、無理に通院を継続するよりも早期に示談を成立させた上で、新しい病院で治療を受けることが最善と思われます。
交通事故被害の早期解決をお求めの場合は、交通事故を集中的に扱っている当事務所にまでぜひ御相談下さい。