2021年7月12日
2021年7月12日
平成27年6月
普通自動車と普通自動車の事故(外傷性頸部症候群)
タクシーに乗って移動していたところ、交差点で、出会い頭に普通自動車と衝突しました。
相手の車は、タクシーの左側面に衝突し、衝突部分は大きく損壊しました。事故当日は、体に異常はなかったのですが、翌日から、嘔吐、目まい、目のかすみといった症状がひどくなり、病院に救急搬送されました。また、左腕の全体に常にしびれがあり、力が入らない状態です。耳鳴りもあります。
事故から数ヶ月経ち、嘔吐はおさまってきたものの、目まい、目のかすみ、左腕全体のしびれ、耳鳴りといった症状はほとんど改善しません。 私は自営業で、力仕事をしているのですが、腕に力がはいらないため、働けない状態が続いています。そのため、収入がほとんどなく、大変困っています。
今後、どのように保険会社と交渉していけばいいでしょうか。
→腕のしびれの原因を明らかにするためにも、検査をしましょう。MRIを撮ってもらうのがいいでしょう。 目のかすみや目まいについては、眼科で調節機能の検査をしてもらいましょう。耳鳴りについても、耳鼻科で検査を行う必要があります。 まずは、医師の指示に従って、しっかりと治療を続けてください。
治療が終了した段階で、症状が残存している場合、後遺障害の認定申請という手続をとり、残存症状を事故による後遺障害と認めてもらう必要があります。適正な後遺障害等級を獲得するには、治療中から医学的な資料を集めておく必要があります。
ご依頼を頂いた場合は、後遺障害認定申請に向けて、当事務所が治療中からサポート致します。
事故により仕事ができなくなった場合、仕事を休んだことによる収入の減少分は休業損害として保険会社に請求できます。これは、個人事業主の方でも同じです。休業損害の交渉も当事務所で行うことができます。 治療終了後後の保険会社との損害賠償交渉も当事務所にお任せください。