2021年7月12日
2021年7月12日
平成27年5月
合流道路入口で普通自動車が普通自動車に追突された事案(外傷性頸部症候群)
高速道路に合流するため、非優先道路出口で優先道路を走行する自動車が途切れるのを待っていたところ、ほぼノーブレーキで進行してきた後続車に追突されました。自動車には私のほかに3人の子供が乗っており、特に4か月の子供が頭を打った可能性があると聞いたものですから、心配になり、相談に来ました。
→4か月のお子様については、現時点では様子を見ましょう。
ところで、運転席に座っておられた相談者様の症状も、決して軽いものではありません。手の薬指、小指の痺れのほか、腕の外側(これは、尺骨神経が走行している部分です)に痺れがあるとのことですが、これは、医学的に説明できる症状です。これが後遺症として残ると、家事労働の作業や仕事に差し支えますから、現時点では治療に専念してください。
そして、治療が終了しても症状が残存してしまったときは、後遺障害等級認定申請を行うこととなりますが、後遺障害に認定されるべき後遺症が残ったのに後遺障害に認定されないという事態を防ぐためには、治療中にも認定申請を見据えて行わなければなりません。
ご依頼を頂いた場合は、後遺障害認定申請に向けて、当事務所が治療中からサポート致します。後遺障害等級が認定された後の保険会社との損害賠償交渉も当事務所が行います。