2021年7月9日
平成26年12月
歩行者と四輪車の事故(死亡)
夫が、夜間に道路を横断していたところ、自動車に撥ねられました。
夫は救急搬送されましたが、脳挫傷や外傷性くも膜下出血等の傷害を負い、意識が戻ることなく亡くなってしまいまいた。事故から数か月経ち、保険会社から示談案が提示されましたが、過失割合等納得がいかない点が複数あります。
ただ、自分や家族だけでは、保険会社とどのように話をすればいいのかわかりません。突然の交通事故で一方的に命を奪われた夫の無念ははかり知れません。
夫が亡くなり、私たち遺族も悲しみに暮れています。
夫の無念さや遺族の悲しみを加害者に伝える方法はないのでしょうか。
→過失割合に争いがある場合、刑事記録を取り寄せて、事故の状況を詳細に分析することが必要です。
もっとも、本件はまだ捜査中ということですので、目撃者がいないか、
防犯カメラ等に事故の様子が写っていないか等を調査してみましょう。
また、今後、警察が実況見分を行う際には、弁護士も立ち会わせて頂き、事故の状況を確認します。
ご主人を亡くされ、大変つらい状況だと思います。
被害者参加という手続を利用すれば、加害者の刑事裁判において、ご遺族が意見を述べることが可能です。
この手続を利用し、ご遺族の気持ちを裁判官や加害者に伝えてみてはいかがでしょうか。
もちろん当事務所では被害者参加のサポートも可能です。
保険会社との交渉については当事務所にお任せください。