【58】公務員である40代の男性に後遺障害等級14級が認定された交通事故について、示談交渉・紛争処理センター・審査会を経ることにより、こちらの請求金額の満額である総額約400万円の賠償金が認定された事例
性別・年齢 | 40代 男性 |
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仕事内容 | 公務員 |
事故状況 | 自動車 |
受傷内容 | むちうち |
後遺障害等級 | 併合14級 |
手続 | 示談 |
獲得金額 | 400万円 |
事故発生
依頼人が交差点を右折しようとしたところ、横断歩道を歩行している歩行者がいたことから、歩行者の横断が終わるまで停車をしていました。すると、前方を見ていなかった後続車両が依頼者の車両に追突する態様で事故が発生しました。
相談・依頼のきっかけ
依頼者は本件交通事故により全身に強い衝撃を受け、首や腰が大きく振れてしまい、その結果、頸椎・腰椎に重篤な神経症状が残存してしまいました。日々の腕の痺れや腰の痛みを我慢しながら、病院に通院し、治療とリハビリを受けてきましたが、受傷してから半年が経過しようとした段階で後遺障害の認定という話を初めて聞きました。
未だ痛みが強く残っている中で、治療の終了と後遺障害という初めて聞く言葉が出てきたことから、適切な補償受けることができるのか心配になったため、当事務所に相談に来られ、御依頼頂きました。
当事務所の活動
御相談頂いた際に、依頼者に残存している症状を確認したところ、強く首から腕にかけての痛みや痺れ、及び腰痛が残っていることから後遺障害の対象となるべき症状が残存していることが判明しました。そのため、すぐに後遺障害を申請するための資料収集を開始しました。
具体的には、事故の態様及びその衝撃を明らかにすべく警察から資料の提供を受けると共に、依頼者が訴える症状と合致するレントゲン、CT、MRI画像の収集を行いました。また、後遺障害診断を受ける日が近かったことから、主治医の医師に依頼者が訴える症状を正確に後遺障害診断書に記載してもらえるように案内を行いました。
その結果、無事頚椎及び腰椎のむちうちによる神経症状の残存が認められたことから、後遺障害等級併合14級が認定されました。
後遺障害等級が認定されたことから、即座に後遺障害が残存した事による慰謝料及び仕事への影響による休業補償を求めて交渉を開始しました。
ところが、保険会社は目に見えないむちうちであることから、慰謝料の支払を制限すると共に、逸失利益を否定してきました。その理由は、依頼者は公務員であり、後遺障害による現実的な収入の減額は発生していない以上、逸失利益は支払わないというものでした。
しかしながら、後遺障害のために仕事に悪影響が生じているのは明らかであり、このような仕事への影響を無視し、単に給与額が変動していないとの理由だけで被害者の損害を認めない保険会社の対応は不当でしかなく、また慰謝料の減額にも応じることができなかったことから、紛争処理センターへ申立てを行いました。
紛争処理センターでは、逸失利益は認めてもらえたものの、慰謝料額に関して依頼者が被った苦痛に対する金額としては不十分な提案を受けたことから、紛争処理センターの提示したあっせん案を拒絶。上級審である審査会に申立てを行い、こちらの主張が正当であるとの判断を求めました。
その結果、審査会ではこちらの主張内容を全面的に受け入れられ、当方主張金額のほぼ100パーセントとなる総額400万円の賠償を認める審査会決定が出されました。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
むちうちは目に見えない症状であることから、むちうちによる後遺障害認定を受けるためには、その症状が如何に目に見えるようにするかが最大のポイントです。症状が一貫して継続していることや、治療経緯が適切であることなども後遺障害認定を受けるための重要なポイントとなるため、これらを明らかにするための資料を準備したことが後遺障害として認定された大きな要因でした。
また、被害者に残存した症状は重く、日常の生活ですら痛みによる苦痛を抱えていたことから、慰謝料額については裁判所の基準以下での示談は一切拒絶するという非常に強気な態度で交渉に挑みました。このような強気な交渉の場合、保険会社と折り合いが付かず、交渉が長期化する危険が高まるためその交渉方法が適切か否かを判断しなければなりませんが、本件では依頼者が慰謝料額に強くこだわられたために、強気な態度を崩しませんでした。
その結果、示談交渉・紛争処理センター・審査会と3つの過程を経ることにはなりましたが、無事満額の慰謝料、逸失利益が認定されました。
本件ではむちうちによる後遺障害認定から示談交渉・紛争処理センター・審査会までの全ての過程を当事務所で対応させて頂きました。このように全ての過程を当事務所が担当することにより、依頼者に残存した症状及びその精神的苦痛を丁寧に主張立証できたことが完全勝利の原因になりました。
また、慰謝料と逸失利益の支払を保険会社が渋り、紛争処理センターでも慰謝料額の減額を提案されたことから、さらに上級審である審査会まで申立を行う事は非常に長い時間を要します。しかしながら、依頼者の心痛を考え、適切な解決を図るまで決して妥協しないという当事務所の精神に基づき、徹底的に戦い続けたことから、最後にはほぼ全てこちらの請求通りの賠償金を受け取ることができました。
交通事故のために精神的に辛い思いを抱えている被害者の方は、すぐに当事務所にまでご連絡下さい。必ず交通事故被害者の方の力になれると信じています。
交通事故でお困りの方はグレイスにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
弁護士法人グレイスには交通事故に精通した弁護士が複数在籍しており、日々、交通事故に関する研鑽を重ねております。弁護士法人グレイスなら、長年に渡り培った交通事故に関する豊富なノウハウを駆使し、相談者様にとって最適と思われる回答を差し上げることが可能です。
不幸にも交通事故に遭われてしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。
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