【118】鹿児島県の50代の女性が歩行中に自動車と衝突し、腰椎椎体骨折等の傷害を負い11級7号に認定された事案
性別・年齢 | 50代 女性 |
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仕事内容 | 職業なし |
事故状況 | 歩行者 |
受傷内容 | 腰椎椎体骨折等 |
後遺障害等級 | 11級7号 |
手続 | 交渉 |
獲得金額 | 551万円 |
事故発生
依頼人が青信号に従って、横断歩道を横断していたところ、対向してきた右折車に横断歩道上で撥ねられました。本件交通事故により、依頼人は、腰椎椎体骨折等の傷害を負いました。
相談・依頼のきっかけ
依頼人が相談に来られたのは、治療が終了し、後遺障害等級も11級7号が認定され、保険会社から賠償金の提示がされた後でした。提示された賠償金が適正か判断できず、当事務所にご相談頂きました。このとき提示されていた賠償金は406万円でした。
当事務所の活動
まず、後遺障害診断書を確認し、認定された等級が適正か検討しました。依頼人は、椎体骨折により、脊柱に変形が残存したとして、後遺障害等級11級7号に認定されていました。後遺障害診断書上は、脊柱の運動障害も認められましたが、骨折の程度からすると運動障害で後遺障害等級を獲得するのは難しいと考えられました。もっとも、依頼人の異議申し立ての希望もありましたので、医師に医療照会を行い、より上位の等級獲得を目指し、異議申立てを行いました。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
異議申し立てを行いましたが、結果は想定していたとおり、等級の変更はありませんでした。
依頼人も等級変更なしの結果に納得頂きましたので、11級7号の等級を前提に損害の計算を行い、交渉を開始しました。
依頼人は逸失利益を算定できない事情があったため、逸失利益を獲得することはできませんでしたが、慰謝料についてはほぼ裁判所基準まで上昇させて示談ができています。
本件は、弁護士介入前の保険会社提示額が、それなりに高額になっていました。しかし、それでも適正な賠償額と比べると、低額であるため、弁護士が交渉することにより、約150万円ほど賠償金の金額を上昇させることができています。
保険会社から賠償案の提示があった場合は、ぜひ一度当事務所にご相談ください。
【当事務所の示談交渉サポートを受けた場合と受けなかった場合の比較】
サポートなし | サポートあり | 備考 | |
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賠償金の金額 | 406万円 | 551万円 |
交通事故でお困りの方はグレイスにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
弁護士法人グレイスには交通事故に精通した弁護士が複数在籍しており、日々、交通事故に関する研鑽を重ねております。弁護士法人グレイスなら、長年に渡り培った交通事故に関する豊富なノウハウを駆使し、相談者様にとって最適と思われる回答を差し上げることが可能です。
不幸にも交通事故に遭われてしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。