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脊髄損傷
バイクを運転している時、運転手の体はバイクの前を向いた状態で、バイクに覆い被さる形で運転をしています。このような体勢の時に、正面ないし側面から車に衝突されれば、一回転しないかぎり、体は側面ないし背中から地面にぶつかる形になります。
そのため、バイクを運転中に事故に遭遇した場合、背中や腰を強打することが多くあります。
背中や腰を強打することで、最悪寝たきりになることも
背中や腰を強打した場合に、最も重い障害として生じ得るのが脊髄損傷です。
脊髄とは脳から背骨の中を通って伸びている太い神経のようなものです。そして、脊髄損傷とは、脊髄を保護する脊椎椎体という体の部分に対し、極めて強い衝撃を受けたために脊髄神経が損傷されることにより、脳から体の部位に発せられる命令が体に届かなくなることをいいます。
その結果、体の部位に脳の指令が届かないために、麻痺が生じることがあり、最悪四肢不随となり寝たきりの状態になることさえあります。さらに、脊髄は、脳と同じく中枢神経であり、いったん損傷されると回復はほぼ困難とされています。
麻痺などの後遺障害と付き合っていくために、適切な賠償金で備えることが大切です
このような脊髄損傷を負った場合、まさに今後の人生のために適切な賠償金を得られるか否かが極めて重要となります。脊髄損傷により体に麻痺が生じてしまった場合や体が動かなくなった場合には、今後の人生において後遺障害と一生付き合っていかなくてはなりません。そのため、仕事を転職する必要が生じたり、介護用品を購入したり、また自宅のリフォームが必要になることさえあり得ます。
このような脊髄損傷による重大な後遺障害を負ったにもかかわらず、十分な賠償金を獲得できなかった場合には、事故後の生活が立ちゆかなくなります。このような事態を避けるためには、適切な後遺障害等級を獲得したうえで、少しでも高い賠償金を獲得し、今後の生活に備えなければなりません。
「バイク事故と脊髄損傷」の問題は当事務所にお任せください
このように、脊髄損傷が生じた場合、高い後遺障害を獲得することが極めて重要になってきますが、漫然と治療を受けているだけでは高い等級を得ることはできません。被害者の現在の症状を正確に検査し、その症状を医学的証拠に基づき十分に立証することで初めて高い後遺障害等級獲得への扉が開くのです。
脊髄損傷が生じた場合、後遺障害を熟知した弁護士によるバックアップが極めて重要になります。もしこのような障害を負ってしまった場合、できるだけ早く当事務所にご相談下さい。