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死亡事故のご遺族の方へ
交通事故で大切な方を亡くされた方々へ
自動車は一歩間違えると人を死に至らしめる凶器となります。鹿児島は車社会のため、多くの人が車を持っていて、多くの人が安全運転を心がけて事故が起こらないように気を付けています。
しかし、時に自動車の使い方を間違えて重大な事故が発生することがあります。
平成27年に交通事故でお亡くなりになった方は全国で4117人もいます。平成26年以前と比較すると年々減少していますが、それでも非常に多い数字となっています。鹿児島に限ると、平成27年に交通事故でお亡くなりになった方は77人です。
数であれば全国で22番目に多い数字のようですが、人口比で考えると、発生件数が全国5位の埼玉県よりも2倍近く高くなるため、事態はより一層深刻といえます。
交通事故というのは、遭いたくなくてもある日突然遭うものです。そしてその損害、日常生活への支障は重傷を負えば負うほど大きくなります。
交通事故で大切な方を亡くされた方は、色々な思いを抱えていらっしゃると思います。
当事務所では、そのような方々の気持ちに心から寄り添うとともに、残された方々に降りかかる諸問題を一つずつ紐解いていき、少しでも前を向いて歩いていくお手伝いをさせていただいております。このページが、交通事故で大切な方を亡くされた方々が前を向いて歩んでいく一助になることができれば幸いです。
死亡事故の注意事項
死亡事故の損害賠償
保険会社から呈示された金額で示談する前に必ず弁護士にご相談ください
ご家族が死亡事故に遭われた場合、被害者の損害は相続人が請求することになります。
死亡事故の損害賠償は事故の状況、被害者の年齢、被害者の収入、家族構成等の事情を勘案し死亡による損害をどう計算するかが争点となります。
被害者が死亡しているため、事故の状況について被害者側の立証が困難となる場合があります。 損害の主な項目としては、治療費、葬儀費、逸失利益(死亡していなければ得られたであろう利益)、慰謝料があげられます。
中でも、「死亡による逸失利益」は非常に高額となる場合があるため、保険会社はとにかく減額しようとする場合があります。
特に、子供、高齢者、主婦、自営業者の場合は、どのように逸失利益を計算するかが争点になることが多いと言えます。 保険会社から呈示された金額で示談する前に、必ず弁護士に相談することをおすすめします。
死亡事故に関する当事務所の事件処理の特長
交通事故によって突然大切な人を失われた方は加害者を絶対に許すことはできないでしょう。弁護士法人グレイスは、そのような被害者の方の思いに寄り添い、加害者及び加害者加入の保険会社と徹底的に争うため、多くのお遺族の方々から支持をいただいています。
当事務所の死亡事故に関する事件処理は以下のとおりです。
証拠保全に尽力します
死亡事故の証拠保全について特に重視しなければならないのは、事故態様に関する証拠と、亡くなったことと事故の因果関係に関する証拠です。
交通事故が発生してからご遺族の方々は目まぐるしく変化する状況に戸惑うばかりだと思いますが、これらの証拠は初期の証拠保全が最も重要ですので、早い段階で一度弁護士法人グレイスに相談にお越しになることをお勧めします。
刑事事件のサポートをいたします
被害者のお気持ちを加害者に伝える場は刑事手続の場面ぐらいしかありません。
被害者のお気持ちが加害者に適切に伝わるように、加害者及び保険会社に対する損害賠償請求(=民事手続)だけでなく、刑事手続についてもサポートさせていただきます。
示談交渉について
ご遺族の方々の中には、刑事手続にしろ民事手続にしろ、早く解決させて前を向いていきたいという思いが強い方がいらっしゃると思います。
弁護士法人グレイスは、安易に妥協しないことはもちろんですが、かといって徒に解決まで時間をかけることは致しません。結果をお約束することはできない弁護士業界ですが、少なくとも行動はお約束いたします。
民事裁判について
保険会社の対応に誠意が見られない場合、ご遺族の方々と協議の上、損害賠償請求訴訟を提起します。
訴訟となると時間や労力こそかかってしまいますが、安易に妥協するわけにはいかないため、訴訟を提起することも厭いません。
死亡事故において当事務所が選ばれる理由
ご遺族の方のご負担を少しでも軽くするため尽力しております
弁護士法人グレイスは、ご遺族の方々と密にコミュニケーションを取って、ご遺族の方々が何を望んでいるのか、どのような解決を望んでいるのかを常に把握するように努め、質の高い解決を実現しております。
裁判をした場合よりも有利な内容で交渉によって解決できた事例、刑事手続中から関与することによって過失割合を被害者側に有利に修正できた事例、事故と死亡との因果関係を立証できた事例、年金の生活費控除率について一般的な事例よりも被害者側に有利に大きく修正できた事例等々、当事務所が解決した事例の一部を掲載させていただいておりますのでご覧ください(当事務所は、ご遺族の方々の承諾を得られた事例のみ、解決事例として掲載させていただいております)。
突然の御不幸で、ご遺族の方々には様々な御負担がおありであるかと存じます。
その御負担を少しでも軽くするために、是非弁護士法人グレイスを御活用ください。
当事務所に依頼されたお客様の声
実際に当事務所に死亡事故についてご依頼くださった方々から、多くのありがたいお言葉をいただいております。同じようなお悩みをお持ちの方の「生の声」を、どうぞご参照ください。
当事務所の死亡事故の解決実績
被害者参加サポートサービス
刑事裁判への被害者参加について
当事務所では、交通事故の損害賠償請求をご依頼頂いた被害者やご遺族(以下「被害者の方」といいます)に対して、刑事裁判への被害者参加をサポートしております。
被害者の方に代わって当事務所の弁護士がより効果的に被害者の方の心情・意見を加害者本人及び裁判所に伝えていきます。
交通事故の被害者の方で、やり場のない怒りや悲しみをかかえられている方は、お一人で悩まず、ぜひ一度当事務所にご相談ください。
この業務を取り扱う弁護士
交通事故で大切なご家族を亡くされたご遺族の方々は、ぜひ一度、私たちへご相談ください。皆様のお力になれると確信しています。
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事故・傷害部部長 交通事故相談 担当弁護士
永渕 友也
私が弁護士として心がけていることは、依頼者の皆様のお話をしっかり聞くということです。依頼者の皆様のお話をしっかり聞くことは、事実関係の正確な把握にもつながりますし、何よりも依頼者の皆様と信頼関係を築くためには欠かせません。依頼者の皆様のお話をしっかり聞いた上で全力で事件に取り組みます。