交通事故は、強大な保険会社 対 個人
私達は最後まで諦めず、被害者の方に寄り添い戦い続けます
交通事故は、一見、個人と個人の争いだと思われがちです。しかし、加害者側は保険会社が窓口になり対応しますので、実際は、巨大な保険会社対個人の戦いなのです。
交通事故については百戦錬磨の職員を多く抱える保険会社に、初めて交通事故に遭う被害者の方がまともに太刀打ちできるはずはありません。そして、これは弁護士についても同じことがいえます。保険会社は、法律面については、顧問弁護士や提携している弁護士がサポートしますし、治療や後遺障害については、医療アジャスターという専門職や顧問医が全面的なサポートします。そのため、交通事故に詳しくない弁護士と保険会社では情報量や経験に大きな差があるのです。交通事故は、「民事交通事故訴訟 損害賠償額算定基準」という本(いわゆる「赤い本」)に基づいて進めればいいので簡単だと考えている弁護士は少なくありません。しかし、実際に交通事故を対応した際に保険会社との情報や知識の差、経験の差に愕然とするはずです。
弁護士法人グレイスでは、強大な保険会社に組織として対抗するため、事故・傷害部という部署を立ち上げ、そこに所属する弁護士、パラリーガルが交通事故を集中的に対応する仕組みをかねてより取っています。これにより、保険会社に負けない知識、経験を蓄積し、組織としてこれらを共有することができています。また、医学面でも保険会社に対抗できるように、顧問の医師との協力体制も整えています。そして、交通事故が簡単な事件ではなく、難しい事件であることを意識し、被害者の方が適正な賠償を受け取れるように、日々、研鑽を続けているのです。
強大な保険会社との戦いは簡単なものではありません。しかし、私たちは被害者の方が適正な賠償を受け取り、その被害を少しでも回復することができるよう、最後まで諦めず、被害者の方に寄り添い戦い続けます。
事故・傷害部 部長 永渕 友也