【49】70代の女性が普通貨物自動車に撥ねられ、顔面骨骨折、びまん性脳損傷、脳出血、右橈骨遠位端骨折の傷害を負い死亡した事案
性別・年齢 | 70代 女性 |
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仕事内容 | 専業主婦 |
事故状況 | 歩行者 |
受傷内容 | 顔面骨骨折 びまん性脳損傷 脳出血 右橈骨遠位端骨折 |
後遺障害等級 | 死亡 |
手続 | 示談 |
獲得金額 | 3074万円 |
事故発生
二人暮らしの70代の女性(以下「被害者」といいます)が、横断歩道上を歩行中に、被害者の左方を走行して右折してきた普通貨物自動車に撥ねられ、顔面骨骨折、びまん性脳損傷、脳出血、右橈骨遠位端骨折の傷害を負い、救急搬送されました。しかし、治療の甲斐なく、事故に遭ってから1ヶ月ほど経って亡くなりました。
相談・依頼のきっかけ
まだ御存命の頃、治療期間中に、加害者本人や加害者の勤務先、加害者が加入する保険会社の担当者との対応に辟易として、当事務所に御相談に来られました。当事務所が関係各所の窓口になることによって、ご家族の精神的負担を減らすことができ、ご家族は被害者の方と一緒にいる時間を大事にすることができました。
当事務所の活動
大変残念なことに、被害者は治療の甲斐なくお亡くなりになってしまったため、まずは刑事事件のサポートに注力することにいたしました。それと並行して、賠償金の示談交渉を進めていくようにしました。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
御遺族の方々はあまり裁判は望んでいませんでしたので、保険会社との示談交渉に最大限の努力を払いました。その結果、以下のような金額で、刑事事件より先に、民事事件を解決することができました。
突然大切な人を事故によって喪ってしまったときの哀しみは想像できるものではありません。そして哀しみに浸っている間もなく、葬儀の準備や財産関係の整理をしなければならないのです。その後は落ち着く暇も無く、加害者や加害者加入の保険会社に対応したり、刑事事件の対応もしなければなりません。そのような御負担を少しでも軽くするためにも弁護士を活用して頂きたいと考えています。
この件は、保険会社との賠償金の交渉よりも、加害者対応等に注力した件でした。もちろん、保険会社との賠償金の交渉に関しても、十分な成果を挙げています。個別の損害項目の金額もさることながら、本件交通事故は多数の裁判例に則ると一般的には被害者にも若干過失があるものとして過失相殺されかねない案件でした。しかし交渉によって、過失相殺はせずに賠償金の合意をすることができております。
このページをご覧になった方の中で、大切な人を事故によって亡くされた方がいらっしゃれば、一度当事務所に御相談にお越しください。少しでも心の負担を軽くさせて頂きます。
【当事務所の示談交渉サポートを受けた場合と受けなかった場合の比較】
サポートなし | サポートあり | 備考 | |
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慰謝料 | 1010万円 | 2040万円 | 2.0倍 |
逸失利益 | 787万円 | 901万円 | 1.1倍 |
その他 | 53万円 | 53万円 | |
葬儀費用 | 81万円 | 81万円 | |
合計額 | 1931万円 | 3074万円 | 1.5倍 |
交通事故でお困りの方はグレイスにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
弁護士法人グレイスには交通事故に精通した弁護士が複数在籍しており、日々、交通事故に関する研鑽を重ねております。弁護士法人グレイスなら、長年に渡り培った交通事故に関する豊富なノウハウを駆使し、相談者様にとって最適と思われる回答を差し上げることが可能です。
不幸にも交通事故に遭われてしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。