【42】交通事故に遭って併合14級の認定を受けた自営業者の方が、総額870万円の支払いを受けた事案
仕事内容 | 自営業 |
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事故状況 | 自動車 |
受傷内容 | 肋骨骨折 胸椎骨折 膝内障 |
後遺障害等級 | 併合14級 |
手続 | 示談 |
獲得金額 | 870万円 |
事故発生
いちき串木野市在住の方が自車線を走行中、反対車線を走行していた加害者運転車両がセンターラインをオーバーしてきたため、正面衝突しました。
依頼人は、肋骨骨折、胸骨骨折、膝内障等の重傷を負い、1年5ヶ月治療を続けたものの、多数の症状が残存しました。
相談・依頼のきっかけ
依頼人は、保険会社の事前認定で併合14級の後遺障害等級の認定を受け、454万円の提示金額を受けました。
この時点で、適正な示談金額か精査してほしいということで、当事務所に相談に来られました。
当事務所の活動
まずは、併合14級に認定された後遺障害等級が妥当か、診断書等を精査することに致しました。
依頼人が早期解決を望んでいたこともあり、認定された後遺障害等級はおそらく妥当だろう、少なくとも早期解決のためには異議申立はすべきでない、と判断しました。
そこで、直ちに示談交渉に移行しました。
このときも、依頼人は早期解決を望んでいましたので、まだ上がる余地もありそうだと思いましたが、裁判や紛争処理センターへの意向は現実的ではありませんでした。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
事故態様の重大さ、依頼人の残存症状の程度、就労に与える影響等を具体的に主張することによって、以下の内容で示談しております。
受任をしてから解決に至るまで、2ヶ月で終結したスピード解決でした。
今回の依頼人の方は、肋骨骨折、胸骨骨折、膝内障等の重傷を負っていましたので、じっくり時間を取って精査をしていれば、あるいは治療期間中から御依頼頂いて症状の推移を追っていれば、もしかしたら12級13号の後遺障害等級が認定されていたかもしれません。
しかし、諸々の御事情があって早期に解決をしたいとのことでしたので、いかに早く賠償金を上げられるか、という目利きが必要でした。
実際に保険会社から一件記録の開示を受けた時点では、昇級の可能性は難しいと判断しましたので、依頼人の方にも説明して納得して頂き、直ちに交渉に入りました。
この件の保険会社は、一般的に出し渋りがひどい保険会社と言われていて、そのような保険会社であっても、2ヶ月でここまでの金額の上昇を勝ち取ることができたのは、交渉力の高さの表れであると自負しております。
このページをご覧になった方の中にも、あまり長引かせたくない、面倒事にしたくない、でも今の提示金額では納得できない、今の提示金額について専門家の意見を聞いてみたい、という方がいらっしゃると思います。
そのような方は一度、当事務所に御相談にお越しください。
【当事務所の示談交渉サポートを受けた場合と受けなかった場合の比較】
サポートなし | サポートあり | 備考 | |
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休業損害 | 350万円 | 435万円 | 1.2倍 |
入通院慰謝料 | 156万円 | 205万円 | 1.3倍 |
後遺障害慰謝料 | 32万円 | 110万円 | 3.4倍 |
逸失利益 | 43万円 | 115万円 | 2.6倍 |
その他 | 14万円 | 15万円 | 1.07倍 |
既払い額 | 220万円 | 220万円 | |
合計額 | 375万円 | 650万円 | 1.7倍 |
交通事故でお困りの方はグレイスにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
弁護士法人グレイスには交通事故に精通した弁護士が複数在籍しており、日々、交通事故に関する研鑽を重ねております。弁護士法人グレイスなら、長年に渡り培った交通事故に関する豊富なノウハウを駆使し、相談者様にとって最適と思われる回答を差し上げることが可能です。
不幸にも交通事故に遭われてしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。