【145】鹿児島県内在住の30代女性が車の運転中に追突事故に遭い、保険会社からの提示額より高額の慰謝料で示談した事例
性別・年齢 | 30代 女性 |
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仕事内容 | 無職 |
事故状況 | 自動車同士の事故 |
受傷内容 | 頸部・腰部筋筋膜損傷、両坐骨神経損傷 |
後遺障害等級 | 非該当 |
手続 | 交渉 |
獲得金額 | 104万円 |
事故発生
依頼人が車を運転して渋滞のため停車中、後方から進行してきた車に追突された事案。
相談・依頼のきっかけ
以前にも、別の案件で弁護士法人グレイスにご依頼をいただいており、今回の事故についてもご相談をしてくださいました。
当事務所の活動
事故直後から、治療方針についてご相談を受けたほか、後遺障害申請、異議申立、賠償交渉を行いました。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
当事務所が関与したことにより大きく変わったポイントは、治療期間の認定と慰謝料の金額です。
依頼人は、事故から約4か月経過した時点で、相手方保険会社から、治療費の支払を打ち切られました。
しかし、当事務所は、依頼人のけがは回復しておらず、治療の継続の必要があると判断しました。そこで、依頼人に対し、健康保険を利用して自費で通院することを提案し、そこから更に2か月間、治療を継続してもらいました(なお、打切り後の治療費は、当事務所が自賠責保険会社に被害者請求することにより、回収しました。)。
治療終了後、後遺障害申請及び異議申立てを行い、残念ながらこれらは認められませんでしたが、その後、相手方保険会社との示談交渉を行いました。
交渉中、相手方保険会社は案の定、治療期間として認められるのは事故から4か月間であると主張しました。
しかし、当事務所は、自賠責保険会社に問い合わせるなどし、自賠責保険会社は治療期間を事故から6か月後までと判断していることを明らかにしました。そして、相手方保険会社に対し、適切な治療期間は事故から6か月間であることを主張して交渉した結果、相手方保険会社にこれを受け入れさせることに成功しました。
また、相手方保険会社が提示した慰謝料が低額であったことから、治療期間が半年間であることなどを正当に主張して交渉し、その結果、当初の提示案よりも高額の慰謝料を支払う内容で合意するに至りました。
【当事務所の示談交渉サポートを受けた場合と受けなかった場合の比較】
※「サポートを受けなかった場合」については、自賠責保険基準を用いて算出しています。
サポートを受けなかった場合 | サポートを受けた場合 | 備考 | |
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治療期間 | 4か月間 | 6か月間 | |
入通院慰謝料 | 50万円 | 104万円 | |
合計金額 | 51万円 | 104万円 |
交通事故でお困りの方はグレイスにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
弁護士法人グレイスには交通事故に精通した弁護士が複数在籍しており、日々、交通事故に関する研鑽を重ねております。弁護士法人グレイスなら、長年に渡り培った交通事故に関する豊富なノウハウを駆使し、相談者様にとって最適と思われる回答を差し上げることが可能です。
不幸にも交通事故に遭われてしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。