【04】外傷性頸部症候群を発症し、14級9号が認定された事案(3.3倍)
性別・年齢 | 50代男性 |
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仕事内容 | 公務員 |
事故状況 | 自動車 |
受傷内容 | 外傷性頸部症候群 |
後遺障害等級 | 14級9号 |
手続 | 示談 |
獲得金額 | 326万円 |
事故発生
鹿屋市在住の50代男性が普通乗用自動車を運転していたところ、加害者運転の普通乗用自動車がセンターラインをオーバーし、正面衝突しました。
相談・依頼のきっかけ
保険会社と物損(車の修理費等)の交渉をしていた際、保険会社の対応に不満が生じ、ご相談に来られました。
当事務所の活動
まず物損について、できる限り高い金額で示談できるように交渉を開始しました。
一方、怪我については、センターラインオーバーの正面衝突とあって、依頼人には頸部痛や腰部痛、痺れといった症状が残存している反面、椎間板の変性や軽度の膨隆が認められるだけで、腱反射や筋委縮の所見は見られませんでした。
しかし、医師に様々な神経学的テストを実施してもらうことでこれらの症状を拾い上げ、後遺障害診断書に詳細に記載してもらうことができました。
※当事務所では、トータルサポートとは、「後遺障害認定申請サポート+示談交渉サポート」 をさします。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
後遺障害が認められ、14級9号の後遺障害等級に該当するものと認定されました。
また、後遺障害等級認定後は、保険会社に赴き、対面で交渉を行うなど、裁判基準に近い金額での示談となりました。
本件では、加害者加入の保険会社が提示する賠償金が少なかったことから、裁判を起こさなければこちらが望む金額で解決することは困難と思われました。
しかしながら、加害者側の保険会社に赴いて、対面の交渉を行い、依頼人に残存した症状を医学的見地から丹念に説明することによって、その場でこちらが望む金額を引き出すことができました。
交通事故に遭われた方の多くは、症状固定になった後も通院したいと思われています。
症状固定後は自費にて治療しなければならないため、治療費分を早く賠償金として受け取らないことには、被害者にとって不利益となってしまいます。
当事務所ではこのような見地から、対面交渉も厭わず、後遺障害等級認定後は迅速な解決を目指しております。
【トータルサポートを受けた場合と受けなかった場合との比較】
サポートなし | サポートあり | 備考 | |
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後遺障害等級 | なし | 14級9号 | |
入通院慰謝料 | 98万円 | 138万円 | 1.4倍 |
後遺障害慰謝料 | なし | 110万円 | |
逸失利益 | なし | 78万円 | |
合計額 | 98万円 | 326万円 | 3.8倍 |
交通事故でお困りの方はグレイスにご相談ください
いかがでしたでしょうか。
弁護士法人グレイスには交通事故に精通した弁護士が複数在籍しており、日々、交通事故に関する研鑽を重ねております。弁護士法人グレイスなら、長年に渡り培った交通事故に関する豊富なノウハウを駆使し、相談者様にとって最適と思われる回答を差し上げることが可能です。
不幸にも交通事故に遭われてしまった方がいらっしゃいましたら、お気軽に当事務所にご相談ください。