2021年7月8日
2023年3月7日
事故・傷害部の林田弁護士が交通事故の判例集「自保ジャーナル」へ掲載されました
弊所の弁護士林田芳弘が対応した訴訟の判決が交通事故の判例集である「自保ジャーナル」(2021年3月25日発行「2082号」)に掲載されました。
自保ジャーナルとは、交通事故事件の有益な判決を集積した判例集となっており、交通事故に特化した弁護士は必ず目を通している書籍になります。
今回は、掲載された事例を複数回に分けて、弁護士の林田から解説を行います。
今回の掲載事例の争点及び被害者に有益な判断について
- 将来の治療費
歯牙破折に将来治療費を認定 - 後遺障害逸失利益
(1)基礎収入額
4年生の専門学校卒業の場合に男性大卒平均賃金センサスで認定。
(2)労働能力喪失率
肘の神経症状、歯牙破折、右膝可動域制限、外貌醜状につき喪失率20%と認定。
(3)労働能力喪失期間
67歳までの期間20%と認定。 - 過失割合5対95
(1)直近右折の過失を認定
(2)あご紐を付けていなかった場合でも過失減額を否定した。
解説シリーズ全4回
第1回~将来の治療費の問題点及び獲得する方法について~
第2回~学生における基礎収入額について~
どのようにして高収入を勝ち取るのか。
第3回~労働能力喪失率~
どのようにして労働能力喪失率を勝ち取るのか
第4回~過失割合、拡大損害について~
被害者が気を付けるべきこと