【14】公務員が頸椎捻挫を受傷し、14級が認定された事例
性別・年齢 | 30代 男性 |
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仕事内容 | 公務員 |
事故状況 | 自動車 |
受傷内容 | 頸椎捻挫 腰椎捻挫 |
後遺障害等級 | 14級9号 |
手続 | 示談 |
獲得金額 | 495万円 |
事故発生
鹿児島県在住の30代後半の公務員が乗用車を運転して、信号機のある交差点で右折を完了しかけたところ、逆走してきた対向車に正面衝突され、頸椎捻挫、腰椎捻挫の傷害を負いました。
後遺障害等級併合第14級9号の認定を受けた後、保険会社からの賠償提案額に疑問を持たれ、ご相談に来られました。
相談・依頼のきっかけ
依頼者は、保険会社からの約400万円という提案内容が妥当なのか分からないとのことでした。
当事務所の活動
相談前に依頼者が保険会社から受けた提示内容は、慰謝料及び後遺障害逸失利益において、裁判所の用いる基準より低額でした。後遺障害逸失利益は、労働能力喪失期間を3年として算出されていました。
当方は、慰謝料は裁判所基準を用いて算出すべきこと、後遺障害逸失利益は、多くの裁判例に則って5年として算出すべきことを主張しました。
当事務所が関与した結果と解決のポイント
概ね当方の主張が採り入れられ、裁判所の基準に近い金額で示談が成立しました。
当事務所が関与したことにより、入通院慰謝料の増額も叶えることができました。最終的には、依頼者に弁護士・裁判所基準に近い賠償額を手にして頂くことができました。 なお、依頼者は弁護士特約が使えましたので、依頼者の手出しは一切ありませんでした。
保険会社から提示された金額が妥当なのか分からないという方は、是非一度ご相談なさってください。
【サポートを受けた場合と受けなかった場合との比較】
サポートなし | サポートあり | 備考 | |
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後遺障害等級 | 14級9号 | 14級9号 | |
入通院慰謝料 | 72万8800円 | 77万8938円 | 5万円アップ |
後遺障害慰謝料 | 70万円 | 110万円 | 40万円アップ |
逸失利益 | 82万98円 | 130万3840円 | 約50万円アップ |
合計額 | 401万6120円 | 495万円 | 約95万円アップ |